A little about Slow Life
日本におけるスローライフ
日本で「スローライフ」という言葉が使われるようになったのは2001年頃からで、ジャーナリストらが「スローライフ」について模索していたところ、掛川市の市長が「スローライフシティー」を公約に掲げた。2002年11月には、掛川市で「スローライフ月間」が開かれ、12月のシンポジウム「スローライフのまち連合を結成しよう」から掛川市、湖西市、岐阜市、多治見市、安塚町、立川町(山形)、柳井市などが参加する。
その後、「スローライフ月間」は、全国各地で開催されるようになり、「ゆっくり、ゆったり、心ゆたかに」を掲げるスローライフ・ジャパンが設立される。
これをまちづくりに応用した思想を、ニューアーバニズム(New Urbanism)とも呼んでいる。
新都市主義( New Urbanism)は、1980年代後半から1990年代にかけて、主に北米で発生した都市設計の動きで、ヨーロッパではコンパクトシティ、イギリスではアーバンビレッジが同様の概念を打ち立てている。