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高台の丘から

アラブの遺構

アルハンブラ宮殿はスペインの古都で知られる グラナダの南東の丘の上にある宮殿で、シエラ・ネバダ山脈の麓に位置している。
キリスト教徒のレコンキスタ(国土回復運動)で追われたムハンマド1世がナスル朝を開国して、1238年にグラナダに都を置いたことで宮殿の建設が始まった。
宮殿以外にもモスクや貴族の館、市場、学校、庭園、軍事要塞など様々な施設があり、城塞都市として見応えがある。

アラブの建築技術を結集して造られた宮殿は、グラナダ陥落後もキリスト教徒の王達により増築や改築が行われたため、中世イタリアのルネッサンス様式など複数の様式が融合している。
宮殿内部にはアラベスクという幾何学模様の装飾が壁や天井にふんだんに施されている。

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遥か

豪奢な内観

明治の後期に建てられたとてもゴージャスな内観は、廊下や大広間は和風だったりイスラム様式の部屋があったりと様々である。
外観は洋風敷地全体が重要文化財になっており、非日常の当時の世界を堪能できる。